狐になった奥様
ガーネット作
安藤貞雄訳
岩波文庫
ガーネットは、1892年に生まれ1981年に亡くなったイギリスの作家です。
イギリスといえば、伝統的なスポーツとして「キツネ狩り」を行ってきたことが頭をよぎります。
さてこの小説ですが、題名の通り、上品で美しい妻がある日突然キツネに変身してしまう、という物語です。
外見は突然の変化でも、内面は、徐々に…であり、少しずつ野性化していく妻を夫であるテブリック氏がどのように見つめるか、の様子を描いた物語とも言えるかもしれません。
大真面目な内容です。
おかしな物語です。