ビストロウシカの結婚、狐の嫁入り

「狐の嫁入り」の手ぬぐいが、先日再入荷しました。

 

日本の各地のお祭りで「狐の嫁入り行列」が行われています。

比較的みじかなモチーフであり、どことなく怪しげで、魅惑的なものでもあります。

この手拭は、そんな日本古来の「狐の嫁入り」をすてきに表現しています。
武士のような(?)きつねのような(?)体つきが、どことなくユーモラスでもあります。

 

さて、この「狐の嫁入り」手拭を改めて手にしたとき、ふと、「ビストロウシカ」の結婚式のシーンのことを思い出しました。

キツネ、結婚、というキーワードで、ですね。

「ビストロウシカの」というのは、ショップ名の由来であるオペラ「利口な女狐の物語」の女狐ビストロウシカのことです。

初めの場面では子ぎつねだったビストロウシカは、物語がすすむにつれ成長し、やがて恋に落ちるおきゃんで乙女なおとなのキツネになります。

そして、キツツキが司祭のような役目をし、二人(二匹)は結婚します。

台本には「結婚式の沸き立つ踊り~バレエの所作」と指示されていて、合唱と、踊りで、大変盛り上がり、私のお気に入りの場面でもあります。

私のつたない言葉で書くのは非常に難しいですが、この場面で感じるのは、自然の、原始的ななにか。生命力あふれるシーンなのです。

 

 

さて、こんな風に、同じキツネの嫁入りでもだいぶ雰囲気が違います。

しずしずと歩く日本のキツネさんが、おとなしいお嫁さんかどうか、それはわかりませんね。なんせ、狐ですから。(#^^#)

そのアンバランスさが日本の「狐の嫁入り」の魅力なのかもしれません。

頭にひらひらがついているのが、新婦のキツネさんですね!!

手拭い「狐の嫁入り」はこちら