ショップと関係ない話題が続きます。
チェコ・フィルハーモニー室内合奏団の演奏会に行ってきました。
場所は、武蔵野市民文化会館小ホールです。
●前半 パーセル、ジュリアーニ(ギター)、マルコム・アーノルド(ギター)
●後半 バルトーク、ドヴォルザーク
前半はギターとの協演もあり、ユニークな試みと感じました。
また、パーセルの「アブデラザール組曲」の、弦の音色には心からしびれました。私は、パーセルが大好きなのです!!!
歌心にあふれるパーセル。
そのパーセルの音楽にふさわしく、テンポも速すぎず心にしみる演奏でした。
弦の音が一つに溶け合いうっとりしてしまいました。
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後半は、バルトークもドヴォルザークも聞きごたえ十分で、特にドヴォルザークの弦楽セレナード(Op.22)は本場チェコの曲だけあって(?) 表情たっぷりに、極上の音色を響かせてくれました。
私はセンターの席に座っていたので、まるで、自分のために演奏してくれているかのように(#^^#)、音の融合を感じることができたのでした。
これだけのアーティストたちが、自分のために(って、本当は私のためだけではないにせよ)、演奏してくれて、昔で言えば貴族か何かのように楽しむことができるなんて、本当に夢のように素晴らしいこと。
ショップ名である「ビストロウシカ」は、幾度か書かせていただいていますが、ヤナーチェクのオペラからお借りしている名前ですが、ヤナーチェクもチェコの作曲家です。そんなこともあって、チェコにはとても親近感を抱いている私です。
アンコールは、モーツァルト:ディヴェルティメントニ長調K.136から第3楽章、ヤナーチェク:弦楽のための組曲より第3曲、グルック:ピチカート。そう、ヤナーチェクも演奏してくれたのです。とてもかわいい曲だなぁ、と思ったら、ヤナーチェクの若いときの(23歳ころ)作品だそう。
心が満たされた、すばらしい時でした。
すべてに感謝!!